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計画における敷地調査について

設計において事前の敷地調査は重要な要素です。

隣の建物の形状や高さ、窓の位置を現地で調査することでどういった建築がその場に相応しいのかを考える材料とするのです。

 

例えば上記はHouse TF(富山県富山市)を設計する際に行った敷地調査の例です。
(わかりやすいように敷地模型の写真にレイアウトしています)

この敷地は周囲がかなりの密集地のため、光や風がどこから計画する住宅に取り込めそうか入念にあたりを付けています。いわば敷地の良いところ探しです。(場合によっては建物が建つことで好転することも含めながら設計検討します。)

また実際に周囲の建物を模型に起こすことで疑似的に建物の隙間の大きさを確認したり光が入ってくるか、窓を開きたくなるような環境なのか等を確認するのです。

こういった地道な積み重ねが良い建物をつくるための基礎となるのです。